外壁の雨漏りが心配で、外壁を張替えたいと相談がありました。
一部モルタルが膨らんだ所があり気になるとの事でした。

施工前

施工中

解体したところ、かなり雨漏りの跡があり、下地のアスファルトルーフィングがボロボロでした。
築30年以上ですので、まだ通気シートも当時はあまり普及していない上に、通気工法施工ではなかったので、侵入した水が中で溜まった状態になりやすい状態でした。

雨が漏っていなくても太陽熱などで、ボロボロになっている可能性は高いです。
換気口からとクラック・窓回りからの雨漏りと思われます。
酷い所は下地の合板までボロボロでした。〔画像下〕

外壁のモルタルを解体して、部分的に合板を張替えて、窓回りに防水テープを貼り、通気シートを巻きます。
お客様に選んでもらったサイディング（外壁材）を家全体に貼っていきます。

施工後

いかがでしょうか。サイディングの色味が暖色系から寒色系へと変わったことで、まるで見違えるようです。
新築のように綺麗になったとお客様からもお喜びいただけました。

今回の工事は着工から完成まで、およそ１か月半を要しました。
こちらの物件はエコ給湯でしたので、通常ですとその間は使用できなくなるのですが、見積の段階で工期が長くなることが見据えられていましたので、金額は少し増えてしまいますが施工中もエコ給湯が使えるように予め見積をしています。

そのほか、全面張替なので電気工事や設備工事が付随して必要になります。

これで、今回の工事は完成です。金額は約550万円ほどでした。
外壁の材料によっても値段は変わりますが、Ｋｍｅｗ（ケイミュウ）の通気金具仕様15㎜の材料で親水セラと言う、雨の水で汚れを落とすタイプです。
今回はモルタルを解体したため手間と残材処理費が、かなりかかってます。

コストを抑えたい、補修希望ヶ所の範囲など予算・ご要望に応じて様々なご提案をさせていただきます。
お見積は無料ですので、お気軽にご相談ください。